当院は泌尿器科、人工透析を専門とする病院です。

熊本泌尿器科病院
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泌尿器科受付時間
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午後(月・水・金)
13:00~16:30
腎臓内科受付時間
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当院について

当院について

当院の泌尿器科の特色

 1957年の開院以来泌尿器科の専門病院として診察を行って参りました。泌尿器に関する事ならどのようなことでもご来院ください。

  1. 前立腺肥大症では出血の少ないレーザー手術を行っています。経尿道的前立腺レーザー核出術(HoLEP)を南九州で最初に開始し、2012年1月より経尿道的レーザー前立腺蒸散術(PVP)も開始し、その後、よりレーザーエネルギーが大きいCVP(接触式レーザー前立腺蒸散術)を行っています。CVPは開始してから2019年5月現在、60例以上の実績を上げております。
  2. 尿路結石の治療、体外衝撃波結石破砕装置(熊本県下第1号設置)を2台設置しており、全国でも有数の症例数を誇っております。
    また、軟性尿管鏡ファイバーを用いたレーザー結石破砕術(f-TUL)や従来からの経皮的腎砕石術(PNL)など、色々な治療方法で症例にあった選択が可能となっております。
  3. 女性泌尿器科外来にも力を入れています。女性の疾患では腹圧性尿失禁に対して安全性の高い手術でもあるTOTを行っており、難治性の切迫性尿失禁に対しては、2018年1月からSNM(仙骨神経刺激療法)も開始しています。骨盤臓器脱に対しては、メッシュを使用する方法(TVM、LSC)とメッシュを使用しない方法を組み合わせて、患者さんに最適な治療法を目指しています。
  4. CT(マルチスライス16列)、超音波、各種泌尿器科の特殊検査をおこなっており、治療の指針に役立てております。<予約制の検査もありますので、事前にお電話でご確認下さい>
  5. 血液検査、PSA(前立腺腫瘍マーカー)は当日中に検査結果が分かり、結果を受けての治療・精密検査を決定しております。<項目によっては当日結果が出ない検査もございます>

当院で行なっている手術のご紹介(疾患別)

尿路結石

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

 尿路結石に焦点を合わせ、体外より衝撃波というエネルギーを当て、結石を破砕する手術です。この手術は、身体への負担が少なく安全性も高い為、結石治療においては最優先される治療法です。
 結石の存在する部位や種類により、(超音波やレントゲンによる)焦点合わせができない場合や、近くに血管の石灰化がある場合は、治療ができないこともあります。
 また、結石が大きい場合には、破砕が不十分だったり、砕石片が尿管に詰まったりすることがあります。できるだけESWL単独の治療で済ませるために、複数回の治療を行うこともありますが同治療により、破砕が困難な場合には、別の手術が必要になることもあります。
 当院は、2台の結石破砕装置を有しており、結石の位置等を考慮し、最適な装置による治療を提供しています。

経尿道的尿管砕石術(TUL、f-TUL)

 尿道から尿管・腎臓等の結石がある場所まで内視鏡を通し、結石を確認しながら、レーザーを用いて結石を砕く治療法です。砕けた結石片は、バスケット状のカテーテルを使用し、身体の外へ取り出します。
 手術後は、尿管に管(尿管ステント)を2週間程度入れておき、手術中に取り出せなかった小さな砂状の結石が、身体の外へ排出されやすい状態にしておきます。又、尿道にも尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を手術の翌日まで入れておきます。
 ※従来、硬性内視鏡を使用していた為、この手術は、膀胱から尿管までにある結石にのみこの手術を行っていました。 当院では、2008年8月より、軟性内視鏡を使用することで、腎臓にある結石に対してもこの手術を行うことができるようになりました。

経皮的腎砕石術(PNL)

 腰部から、腎臓まで穴をあけ、内視鏡で腎臓内の結石を確認しながら、超音波やリソクラスター(砕石器)で結石を破砕する手術です。この手術は、腎臓にできた2cm以上の結石やサンゴ状結石(腎臓の中でサンゴの様に大きくなっている結石)に対して行います。
 手術後、尿を腎臓から直接、身体の外へ導く管(腎瘻カテーテル)を約1週間入れておきます。又、尿道にも尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を手術の翌日まで入れておきます。

経尿道的膀胱砕石

 経尿道的に内視鏡を挿入し、結石を確認しながら、リソクラスター(砕石器)で結石を砕く治療です。
 手術後に、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を手術の翌日まで入れておきます。

膀胱腫瘍

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)

 経尿道的に内視鏡を挿入し、腫瘍を確認しながら、電気メスで切除する手術です。切除の後に、膀胱腫瘍の再発を予防する為のお薬を膀胱の中に入れます。
 手術後は、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を1~2日間入れておきます。

前立腺肥大症

接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)

 前立腺組織に光ファイバーを接触させてレーザー光を照射することで、前立腺組織に高熱を与え、組織中の水分や血液を一瞬で沸点に到達させて蒸発させ、組織を気化して消失させてしまう最新で低侵襲の手術方法です。

経尿道的前立腺レーザー切除術(HoLEP)

 経尿道的に内視鏡を挿入し、前立腺を確認しながら、肥大している前立腺の内腺の部分を、レーザーを使用して、前立腺の外腺から剥離(はくり)して いき、核出(くりぬくこと)します。核出した前立腺は、一旦膀胱の中に落としこみ、細切器(モーセレーター)を用いて、細かく切りながら吸引します。
 手術後に、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を2~3日間入れておきます。手術後に、出血した場合は、持続的に膀胱の中を洗うこともあります。

経尿道的前立腺切除術(TUR-P)

 経尿道的に内視鏡を挿入し、前立腺を確認しながら、肥大している前立腺(内腺の部分)を電気メスで、少しずつ削っていく手術です。
 前立腺 には血管が多く集まっていますので、削った場所から出血しますが、電気メスで止血をしながら削ります。前立腺が大きくなればなるほど、削る部分が多くなり ますので、出血も多くなります。最近は、当院ではレーザーを使用したCVPを行なっているため、この手術はほとんど行なっていません。
 手術後に、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を2~3日間入れておきます。手術後に、出血した場合は、持続的に膀胱の中を洗うこともあります。

尿道ステント留置術

 経尿道的に内視鏡を挿入し、前立腺が取り囲んでいる尿道(前立腺部尿道)の部分に、金属製の管(尿道ステント)を入れる手術です。尿道ステントを尿道に入れておくことで、前立腺肥大症により狭くなった尿道を押し広げ、尿が出やすい状態にします。
 尿道ステントは、原則的に定期的交換(2~3年毎)が必要です。一般的に、TUR-PやHoLEP・PVPを行うには、身体の状態があまり良くない患者さんに行います。
 手術後に、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を1~2日間入れておきます。

前立腺癌

尿経直腸前立腺針生検(P生検)

 排尿障害の検査治療中などに、採血や画像で前立腺癌が疑われた場合(PSA検査やMRI検査など)、確定診断 をつけるために行います。鎮痛剤を使用し無麻酔下または仙骨麻酔下、当院では経直腸的に行います。通常10本~12本採取いたしますが、この組織は病理検査施設の専門医か ら診断を受けます。肛門より超音波検査のプローべが入りますので、若干痛みや違和感を感じる場合があります。術後に強い血尿や肛門出血、また前立腺炎による発熱を認めることがありますので、原則として翌朝までの入院とさせていただいております。
 結果は2週間程度後の外来にて説明させていただきます。

尿漏れ・尿失禁

尿失禁手術(TOT法、TVT法)

 尿道の下から太腿の付け根付近にテープを通す手術がTOT法です。一方、テープを尿道の下から腹部に通すのがTVT法です。当院では両方とも行なっていますが、主にTOTを優先して行なっています。くしゃみやせき等お腹に力が入り、尿道が下降した時に、このテープが尿道を支えることで、尿失禁を防ぎます。
 手術後は、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を手術翌日まで入れておきます。

SNM(仙骨神経刺激療法)

 排泄に関係する神経に持続的に電気刺激を与え、過活動膀胱や便失禁の症状の改善を図る治療法です。欧米では20年程前から実施されており、日本でも2014年4月から便失禁に対し保険適応となり、2017年9月に尿失禁に対して新たに保険適応となりました。まず、電極を植え込み、体外に装着する機器を用いて1週間電気刺激をおこない、十分な治療効果が得られるかを確認します。効果が認められた場合には、体内植込み型の刺激装置を臀部に植込み治療を継続します。
 刺激装置を植込んだ後も患者さんの状態や症状に合わせて、刺激方法や電気刺激出力の設定を患者さん自身が調整することができます。
 薬物などが無効な難治性の過活動膀胱・切迫性尿失禁に対して行ないます。

骨盤臓器脱

腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)

 骨盤臓器脱に対するもっとも新しい治療法です。
 この手術は経腹的に前後膣壁にメッシュを固定し膣を引き上げて仙骨に固定する方法で、 お腹に12mm程度の穴を4か所あけ、そこから内視鏡や器械を使用し行います。手術は全身麻酔で行い3‐4時間程度かかりますが、入院期間は1週間程度で済み、挿入されたメッシュによる合併症(違和感や性交痛、メッシュの露出)がTVMより低いといわれています。

腹経腟メッシュ手術(TVM)

 膣外へ出てしまった膀胱や子宮を、腟内からの手術操作で支える手術です。メッシュ状の布を腟壁に沿って膀挿入し、膀胱や子宮を支えます。
 手術後は、尿道に尿を導く管(尿道バルーンカテーテル)を2~3日間入れておきます。

腟壁形成術

 膣の内側の粘膜を切開し、その奥の筋膜を縫合することで腟壁を補強します。溶ける糸を使用するため抜糸の必要はありません。

膣閉鎖術

 合併症の多い方、高齢の方に対して行う手術で、膣の入口を縫い縮め閉鎖します。
手術の負担は少ないですが、性生活が困難となります。

間質性膀胱炎

膀胱水圧拡張術

 膀胱の粘膜と筋層の間にある間質が硬くなり、炎症を起こす間質性膀胱炎が疑われる場合に行われる検査です。麻酔下で、膀胱に生理食塩水を注入して十分に拡張させたうえで、膀胱粘膜の変化や出血の程度などを確認します。潰瘍部は電気凝固を行ないます。
 膀胱水圧拡張術を実施することで、正常な粘膜の再生を促したり、膀胱の大きさを増やしたりする効果があり、間質性膀胱炎の治療も兼ねています。

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