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診療科・部門案内
臨床工学科
業務内容・施設基準・特色
当院には23名の臨床工学技士が在籍しており、血液透析、 手術室業務、医療機器管理を行なっています。 血液透析は透析液供給装置・患者監視装置の保守管理、穿刺、 返血、透析効率データ管理などを行なっています。
手術室では医療機器の保守点検および内視鏡、レーザーなど医療 機器の操作、術中の機器トラブル対応を行なっています。
CE科の組織体系について
臨床工学科は1係、2係、ME係と3つに別れています。
業務に応じて係を区分することで、役割が明確となり、業務を円滑に行なうことを目的としています。係編成の詳細は1係が透析関連機器管理、2係が患者さんに関わる臨床データ管理、ME係が手術室及び医療機器の保守管理を担当としています。係以外の業務はしない、ということではなく、係が責任を持って実施する意味で区分しています。
取得資格および院外活動
臨床工学科では、業務に関わる様々な資格取得を推奨しています。
当院のCEが取得している資格を右表に示します。関係学会にも積極的に参加・発表しており、自己研鑽を行なっています。
また、臨床工学技士会の役員や委員にも加わり、臨床工学技士としての公益活動にも参加しています。
スタッフ紹介
<臨床工学技士の業務内容>
透析センター:血液透析業務
透析関連機器の操作、メンテナンス、穿刺、返血、透析中の観察、透析効率の評価等を行なっています。症例検討会で透析方法の提案など、チーム医療の一員として医師、看護師、その他の方々と協力し合いながら、患者さんに合った透析療法を提供しています。
患者さんに笑顔で感謝された時が1番嬉しかったです。
主訴や検査データから透析条件を変更し訴えが改善されたときにはやりがいを感じます。
当院は、100床の透析ベッドがあります。深夜透析を実施しており、多くの患者さんや症例と接することで、経験が積めると思います。
経験豊富な先輩方が多く在籍していますので、指導を受けながら、自己研鑽に励んでいます。透析療法に興味がある方、深く学びたい方をお待ちしています。
<臨床工学技士の業務内容>
手術室:手術支援・ME機器管理業務
日常業務として手術室内の医療機器の点検・操作、清潔野での補助、院内の医療機器の点検を行なっています。手術にあった機器や新しい機器を導入する際には臨床工学技士の立場から最良の提案が出来るように情報収集を心がけています。
チーム医療の一員として、病態にあった機器の提案と準備を行ない、滞りなく手術が終了したときに喜びと達成感を感じます。 レーザー、破砕機、内視鏡などの手術機器の管理にも魅力を感じています。
当院のME係は4名で医師、看護師と協力し、日々の業務を行なっています。泌尿器科手術分野に従事する臨床工学技士はまだまだ少ないですが、使用する医療機器の種類も多く、とても勉強になります。
手術室業務に興味のある方は一緒に働きましょう!!