- HOME >
- その他の症状
気になる症状
その他の症状
<症状のご説明>
■膀胱が痛い・排尿時に痛い
膀胱炎が考えられます。膀胱炎は細菌によるものが多いですが、細菌以外が原因の疾患もあります。細菌による膀胱炎は薬で速やかに治ることが多いです。尿が溜まると膀胱部が痛くなる、トイレが近いという症状が長く続き、なかなか治らない場合は、間質性膀胱炎を考える必要があります(非細菌性です)。ひどい間質性膀胱炎は難病指定になっています。膀胱鏡検査で概略診断を行ないます。治療は膀胱水圧拡張で診断を兼ねて行ないます。
また尿管結石の痛みが膀胱に響いて、膀胱痛を起こすこともあります。
■PSAが高いと言われた
PSAは「前立腺特異抗原、prostate-specific antigen」の略語で、前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパクで前立腺癌のマーカーです。この値が高い時は、前立腺癌の存在の有無の確認が必要です。前立腺炎や前立腺肥大症でも上昇することがありますので検査が必要です。
■陰嚢や精巣の腫大がある
主に3つの症気を記載します。睾丸と精巣は同じ言葉です。
「陰嚢水腫」は陰嚢内(睾丸の周り)の水の溜まりですので陰嚢はそれ程硬くはありません。針穿刺によって内溶液を吸引したり、手術する治療法もあリます。基本的には悪性の病気ではありません。超音波検査によって簡単に診断がつきます。
「睾丸(精巣)の腫瘍」は、青壮年期の男子に多く、通常痛みを伴いません。睾丸が硬くなるのが特徴です。超音波検査やMRIなどで診断します。腫瘍と診断されれば、まず精巣を摘除し、病理学的に組織型を判定します。
「睾丸の痛みを伴う腫大」では、感染症である副睾丸炎(精巣上体炎)が多く見られます。精索(精巣への血管や精管の束)の捻転(ねんてん・精巣捻転)も考える必要があります。精巣捻転は緊急の処置が必要で、遅れれば精巣は壊死しダメになります。
※その他、気になる症状がございまいしたら、ご遠慮なくご相談ください。
<症状に応じて以下の検査をする場合があります>
●レントゲン検査 ●超音波検査 ●尿検査(尿細胞診検査) ●レントゲン検査 ●血液検査 ●CT検査
●膀胱内視鏡検査 ●MRI検査(他医療機関を予約させて頂きます)
<PSAが高い時>
1.前立腺触診 2.超音波による前立腺体積検査 3.必要な場合はMRI検査(他医療機関を予約させて頂きます)4.癌が疑わしい場合は前立腺生検)
<診療予定表>はこちらからご覧ください。